歯周病治療

歯周病とは

歯周病とは

歯周病とは、歯と歯肉の間から歯周病菌が侵入し、歯を支える組織が破壊されていく病気です。

初期の段階では自覚症状はありません。そのため、歯周病は「silent disease無症状疾患」とも呼ばれています。次第に歯ぐきに炎症が起きて「歯肉炎」の状態になり、さらに進行すると、「歯周炎」になります。歯周炎とは、歯を支えている組織にまで炎症が進んだものです。

このような症状の方は歯周病の可能性があります

  • 歯みがきをすると出血する
  • 歯肉が赤く腫れている
  • 歯ぐきがムズムズすることがある
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきから膿が出ることがある
  • 歯が長くなった気がする
  • 歯並びが変化した
  • 歯がグラグラする

歯周病を放置すると、歯を支える土台の骨が溶けていき、歯がグラグラしてきます。そうなると、わずかな力がかかるだけで、大切な歯が抜け落ちる可能性があります。

歯を失うとどうなる?

歯を失うと、まず見た目が気になります。「口元を見られたくない」という思いから、歯を見せて笑うことができなくなり、人と会うのがおっくうになり、社交性を失う原因にもなります。職種によっては、面接で悪い印象を与える場合もございます。

また食事もしづらくなります。肉や野菜を食べるには、しっかりした歯でなくては噛み切れません。よく噛めないと、お米などの柔らかいものばかりを食べるようになるので、身体に必要な栄養素が取れなくなります。

「噛む」行為は、脳にも刺激を与えています。しっかりと噛むことができないと、脳への刺激も少なくなり、認知症にかかるリスクが高くなります。また、肥満の原因にもなります。

歯周病が引き起こす全身疾患

歯周病が引き起こす全身疾患

歯周病は歯を悪くするだけではなく、全身疾患をも引き起こすことをご存じでしょうか?

心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、バージャー病、細菌性肺炎、糖尿病、早産・低体重児出産、関節リウマチ、HIV、アルツハイマー病といった病気を持つ人は、歯周病にかかっている割合が高いという報告があります。

心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、バージャー病、細菌性肺炎は、歯ぐきの血管に入った歯周病菌が直接関わっていると考えられています。
糖尿病、早産・低体重児出産、HIVは、歯周病菌そのものではなく、歯周病菌や歯周組織の炎症によって分泌されるサイトカインという物質の影響だと考えられています。

サイトカインは、脂肪や筋肉の細胞に働きかけてインスリンがきかないようにしてしまいます。
そのため、歯周病は、網膜症や腎臓病、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞についで、糖尿病第6の合併症とも呼ばれています。

しおみ歯科医院の歯周病治療

現時点の状況だけではなく、将来お口がどのように変化するかを見据えながら、治療を行っています。歯周病は1本の歯が悪くなるだけでは終わりません。放っておくと、お口全体に悪影響が広がり、多くの歯を失ってしまう可能性もあります。

診察をすれば、歯周病がどの程度進行しそうか、または抑えられそうかを予測できますので、その予測に従って適切な治療計画を立てます。
そして、悪い部分はできるだけ最小限で抑えられるよう、お口全体の状態を診ながら治療を進めていきます。

歯周病で歯が弱っている方には、全顎治療(フルマウス)をおすすめすることもあります。

治療後のメンテナンスについて

治療後のメンテナンスについて

歯周病予防には、日ごろからのデンタルケアが欠かせません。お家でも歯みがきの習慣をつけて、健康な状態を維持できるように努めましょう。特に歯と歯肉の境目、歯と歯の間は、しっかりとお掃除をしてください。

基本のケアはお家での歯みがきですが、残念ながら歯みがきだけでは取り除けない汚れもあります。お口のすみずみまでをキレイにするには、歯科医院での定期的な歯のクリーニングが効果的です。専用の機器を使って、歯ブラシや歯間ブラシでは届かないところも念入りに清掃します。

歯周病は完治させることの難しい病気です。それでも、メンテナンスの継続によって、進行を食い止めることはできます。大切なご自身の歯を守るため、治療を終えた後も、お家と歯医者で継続的なケアを欠かさずに行いましょう。

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